お供え(おそなえ)とは
仏前や神前に捧げるもの。
故人、仏様への感謝を示すもの。
故人の魂を慰めるもの。
仏教においては「香」「花」「灯燭」「浄水」「飲食」の五供(ごくう、ごく)が基本といわれています。
「香」
線香を意味します。
お線香を焚くことで心身や場を清めると言われています。
火を消すときには手で仰いで消すのがマナーです。
「花」
仏様の慈愛と忍耐を表現し、さらには清浄も表すと言われています。
「灯燭(とうしょく)」
ろうそくなどの明かりを指します。闇を明るくする、迷いがなくなっていくとも言われています。
線香同様消すときには口で吹き消すことはマナーとなります。
「浄水」
水やお茶が一般的と言われています。
喉がかわかないよう、私たちの心を清らかにするという意味が込められています。
(※宗派によっては供えない場合もあります。)
「飲食(おんじき)」
食べ物をお供えすること。私たちと同じものをお供えすることで、仏様やご先祖様と繋がることができると言われています。
諸説ありますが一般的なものをまとめてみました。
当店で利用している掛け紙の表書き「御供」は「お供え」をおくる際に使用するものです。