【不祝儀袋について】

訃報を受け、不祝儀袋を買いに行ったときのこと。
お祝い用のご祝儀袋に比べて選択肢が少なく、心から贈りたいと思えるものが見つからなかった
そんな経験が、不祝儀袋づくりを始めるきっかけになりました。
「不幸を招くようで、事前に用意するのはよくない」
そう教えられてきましたが、訃報とはいつも突然訪れます。
いざという時に慌てず、心を込めてお渡しできるように、あらかじめ準備があることも大切ではないかと考えるようになりました。

封筒制作に込めた想い
フルールcubeの不祝儀袋は、視覚障害のある方々の手によって封筒が一枚ずつ丁寧に仕上げられています。
これは、ある日知人から贈られた一通の封筒がきっかけでご縁がつながったものです。
さらに、水引、クイリングフラワーもすべて手作業で。
一つひとつの不祝儀袋が、人の手から生まれるやさしさと温もりに包まれています。
想いが伝わる、不祝儀袋を
不祝儀袋は、決して華やかなものではありません。
それでも、大切な方を想う気持ちがそっと伝わること、
そして受け取られた方の心に、静かに寄り添うことを願ってお作りしています。
必要とされるとき、そっと心を添える存在になれたなら、これ以上のよろこびはありません。

ひとつひとつ手作りしています
不祝儀袋はこちらからご覧いただけます
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