「場所は変わっても、変わらないこと」

想い

これまでこのblogで商品やお知らせを中心にお届けしてきましたが、

これからは暮らしの中の想いについても、少しずつ書いてみようと思います。

「場所は変わっても、変わらないこと」

両親を見送っていますが、わが家にお仏壇はありません。

けれど、子どものころの実家には、お仏壇がありました。

うれしいことがあった日は、

なんとなく報告するように手を合わせ、

勇気がほしい朝には、

「今日はよろしくね」と声をかけてから出かけていました。

小さな習慣でしたが、

あの時間は、いまも私の中に残っています。

いまは、階段の途中の小さな場所に写真を置いています。

リビング、玄関、寝室…

そのときどきの暮らしに合わせて、写真の置き場所も変わってきました。

毎朝お水を替え、

一日に何度も階段を上り下りするたびに、

両親に話しかけています。

慌ただしくしている姿を、

きっと笑って見ているのだろうな、と思いながら。

供養という言葉は、どこか少しかしこまった響きがあります。

でも私にとっては、

うれしいことを報告することも、

背中を押してほしいと願うことも、

ただ思い出すことも、

あのころと同じ、手を合わせる時間の続きです。

場所は変わっても、

手を合わせる時間は、いまもそばにあります。